【バックパック #3】『異国情緒漂う魅惑の黄金城』
プーカオトーン山。古の都バビロンを思わせる巨大な城。(kissx 7i 2019/02/23)
1. コップンカー
どうも、hideです。
バンコクからコップンカー。
10kg以上というバックパックを背負い込み1日猛暑のタイ・バンコクを歩き回ると人間は大変消耗する、、というわけで今日はゆっくり11:30ほどに準備を終えて街へ出発。
(荷物はホテルの受付の人に頼んで横の待合室に置かせてもらった。それだけでは怖いのでチェーンロックと南京錠をバッグにつけて防犯対策。日本と同じ感覚で前にアメリカで空港泊したらごっそり時価総額5万ぐらいのもの盗まれたので用心。自己責任。)
とてもお世話になったタイ産セブン。
先日夕食に近くの地元食堂に挑戦するも2人あえなくリタイア。
東南アジア特有の独特なスパイスにやられたため、こちらで夕食と朝ごはんを調達。価格帯は日本と比べてやはりリーズナブル。水が20円くらいで買えたりポテチが数十円だったりと東南アジアを感じた。バイク多すぎ。
2. モール
今日は市街地にあるというモールに向かう。何かお土産が見つかるかもしれない。
モールに行く途中にもタイ国王ラーマ10世の肖像画。日本で首相や天皇陛下の肖像画掲揚してると渋いけど、タイ国民は割と平気でやる。国旗の掲揚も頻繁だし、タイは愛国心に満ちた国。
モール着。バンコクは発展してる部分としてない部分で格差がすごい。浮浪者が街をうろついていたり等は実際には見なかったが、隠れた部分でたくさんある筈。実際昨日今日と泊まったホテルの周辺は一本裏路地に入れば薄暗く殆ど全ての建物のシャッターが閉じた細道。バックパックするなら危ないところへは近づかないは鉄則だと感じた。
モール内は近代的で、日本では見かけないがアメリカでは見かけたお店やブランドを幾度となく見かける。ランチは彼女一押し「ボンチョンチキン」なる韓流ケンタッキーに。
もはやバンコクは関係ない。こちらは腹が減っている。量と質、二兎を追った結果お支払いは周遊旅最高額に。しかもなんなら日本より高くない?でも最高に美味しかったのでいい思い出に。笑
文明を感じながら近くの水上タクシー乗り場へと向かう。
こちらはモールの外にあった寺院。かなり若い人たちが熱心に拝む姿も見られた。タイは国民の95%が仏教徒だそう。日本の大乗仏教信仰とは異なる上座部仏教信仰で、出家した僧侶は一般層とは一線を画す徳の厚い存在。日本では南無阿弥陀仏を唱えれば極楽浄土だけれど、タイ含む上座部仏教信仰國では一般層は僧侶に喜捨を行い徳を積むのが普通。にしてもこんなに仏教含む宗教が市民の生活に根ざしていること自体、ほぼ無宗教の自分たち日本国民からすると不思議。。
3. 水上バス
その後は近くの水上バス乗り場へ。
夕暮れ時のナイスタイミングで素晴らしい景色。
他の乗客の方は慣れている様子で平然としていたが、初めてならその速さや景色、爽快さ全てに驚くはず。非常におすすめ。
ちなみに僕たちは水上バスの運ちゃんにお釣り100バーツをネコババされそうになったが、めっちゃ優しいおじさんに100バーツ取り返していただいた。100THBは日本円で約400円ほど。日本国内で普通に考えれば公共バスの運ちゃんは400円のためにこんな犯罪を犯さないが、タイでは普通に盗んでくる。割と冷静にスト。ネコババされるかもしれないのでこれからタイ行く方注意。僕は算数が小さい時から苦手なので自然に盗まれていた。
4. 黄金城
気合を入れ直して目的地黄金城へ。
地元では有名だけれどツアー等まだまだ観光地としてはそこまで有名ではないらしい、正式名称はワットサケート内のプーカオトーン山。建設は本物のワットプーカオトーンを模して作られたらしく時代は1860年ほどに遡る。時のチャクリ朝ラーマ3世の命でラーマ5世まで三代をかけて作られた傑作とのこと。(参考: https://www.bangkoknavi.com/miru/106/)
関係ないがラーマ4世5世あたりは世界史でも頻出の部類。ボーリング条約やチャクリ改革で列強西欧諸国に遅れをとるまいと猛努力したすごい人たち。
周辺諸国が英国やフランスに次々と植民地化される中、タイが植民地化されなかったのはこの人たちのおかげ。
タイの国旗も誇らしげ。めっちゃ映えた。夕日が最高に綺麗なのでおすすめ。
黄金城で荘厳な夕日を見ても、僕たちの1日は終わらない。
このあとなんとバンコクの北部スコータイ遺跡群に向かうためバスターミナルまでタクシー移動。。
バスターミナルでは四時間ほど待機し、無事にバスへと乗車できた。
6時間ほどすればスコータイ駅に着いているはず。異様な車内強冷風に晒されながら車中泊。
ここでchapionのキャップロスト。冷静にスト。
次回はスコータイより。
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