【体験 #1】『スカイダイビングをするか迷う人へ。これを読め、僕のスカダ体験記』
Fujioka Skydiviing Club, Fujioka Tochigi
1. 概要
こんにちは、今日は人生で初めてスカイダイビングを経験した話を!
※本記事は2018年時点での記事です。
※2020年3月6日更新済み。
※本記事は「スカイダイビングちょっとしてみたいなぁ…。」と考えている皆様に送ります。
来年4月に入社も迫り、残り少ないニート生活…。
「大学生のうちにしかできないことってなんだろ」と考えた時、まず浮かんだのがスカイダイビングってことで、スカイダイビング、行って来ました!
ま、いつでもできるんですが、今の精神状態の方が入社後よりスカイダイビングを100%楽しめそうと考えたためです。
実際大学が終わってから入社するまで、バイトや旅行をしない限り大半の人はたいてい暇だと思います。そこで同じく大学を9月で卒業し遊ぶ時間があった友人と一生に一回であろうスカイダイビング行っちゃうか!となり、この度飛んできた次第です。(強行日程で飛んでくれた友人に感謝。)
2.準備
実際にスカイダイビングをするにあたり、自分が準備したことを。
まずは、スカイダイビングを飛ぶことの意味です。スカイダイビングを一回するだけでも、お金やら時間やらコストは当然かかります。飛ぶだけなら誰でも飛べると思います。でもただ飛ぶだけだと、その経験がもったいないものになってしまうと謎の恐怖感に狩られ、自分なりにスカイダイブする前にその意味づけを行ってみました。
それはズバリ、
「今まで経験したことのないことに挑戦する」です!
これはスカイダイビングに限った話ではないんですが、大学が終わり入社まで半年間もあるこの時間、実際本当にすることない人はすることないです。人間は基本的に怠惰がデフォルトだと個人的に感じているので、学校やバイトや仕事など何か規則的に自分の行動を調整してくれるものがないと、心身ともにだらけの境地に達します。
自分自身非常に怠惰な性格なので、自分を律すためにも今後のモラトリアム時間、できる限りこの目標を持つことで少なからず時間を有意義に過ごすことができるんじゃないかと願い、スカイダイビング前にこの目標を設定しました。
実際、今までスカイダイビングをしたことはないので目標は達成してます。
この小さな達成感のおかげで気持ちよくスカイダイビングできる気がします。
次に準備したのがスカダイビングを実際に行ってくれるエージェンシー決めです。
僕はアジア最大級と言われる「東京スカイダイビング」さんでスカイダイブをしたかったのですが、あいにく予約の兼ね合いで今回はスカイダイブ藤岡さんで飛ぶことに。
予約は本当に一瞬で埋まるので、ご予約はお早めに!目安は一ヶ月半前くらいがベストだと思います!あと予約フォームより電話で予約した方が確実。案外、ネットでダメでも電話かければ大丈夫ということもあるものです。
3.ジャンプ直前講習
当日はざっくりとスカイダイビングを飛ぶための講習を受けます。
トレーラー内で、インストラクターの方に空中での姿勢や着陸の姿勢など簡単にビデオをみながら教わります。
僕たちの回はお昼過ぎの回でしたが、40代ほどの男性と女性の方がいらっしゃいました。最初はご夫婦かと思いましたが、話を聞く限りそれぞれシングルライダーとして来ている模様。お二人とも初の挑戦同士ということで、この年齢になっても様々なことにチャレンジする姿勢がすごいなぁと尊敬しました。
さて講習が終わると、今度は実際に一緒にタンデム(=自分の背中についてもらい、一緒にスカイダイブをすることになるインストラクター)を組むこととなる講師の紹介。僕はトッドさんという東欧系の方とタンデムを組みました。すげぇダンディ。渋みを感じました。
ちなみに友人も東欧系の方がタンデムだったようで、周囲を見てもインストラクターは海外、特に東ヨーロッパ系の方が多いのかなという印象。
実際に装備を身につけ、再度落下姿勢や体勢の確認。命に関わる大切なことなので当然と言えば当然です。
4.ジャンプ
少しの待ち時間をはさみ、ついにセスナに乗り込み離陸の時…!
いつもはヘリを使うみたいですが、僕たちの回は何かの関係でセスナでした。実際素人からすれば特に違いはないですが、ヘリに乗る機会はあまりないのでできればヘリに乗り込みたかったところ。残念。先ほどの男性の方と他の参加者の方も加え、3組でセスナへと乗り込みます。タンデムとも講習で打ち解け、降りる瞬間のが楽しみだ等たわいもない会話を楽しみます。
しかし、、!!
乗り込んだ瞬間から突然の沈黙。
今の今まであんなに楽しそうに喋っていたじゃないか!どうしたんだトッド。
ありえないほどの急な静けさに僕は驚きを隠しきれませんでした。他の参加者の方も周りをキョロキョロ。各々の組毎にインストラクターの向かいにシートベルトでガッッチリと固定されたまま、狭い機内で無言の高度上昇に身を任せる私たち。しかし今こうして記事を書きながら思い返せば、インストラクターに負んぶに抱っこの初心者にはわからないスカイダイビング玄人の本気の瞬間だったのかもしれないと思いました。
高度を4000mほどまで上げて、ついにジャンプの時。
せっかくの経験なので自前のアクションカメラで写真撮影したかったのですが、生憎のNG。落下時の写真は取れませんでした。
ちなみにどうしてもという方は、10000円ほどで専属のカメラマンが2-3枚写真撮影してくれるそうです。1枚あたり3333円以上。バカ高ぇ。
そしてついにセスナからその身ひとつで飛び降りる時、、、!
3,2,1… GO! の掛け声とともに勢いよくセスナから飛び降ります。
この瞬間、僕の脳裏にはかつて茨城県は竜神大橋で日本最長100mからのバンジージャンプに挑戦した経験が瞬間的にフラッシュバックしていました….
「あ、これヤバイやつだ。」
そう思うが早いか否か、僕の体は4000mの空中へと放り出されました。
もうこの瞬間、僕が覚えているのは体を支配するとてつもない恐怖と、壮絶な勢いで身体に吹き付ける突風だけです。もう景色とか以前に、ヤバさだけが自己反芻され、ジャンプの瞬間はあまり覚えていないです。
と、素晴らしく大仰に書かせていただきましたが(全て実体験です、個人差はあります)、実際に飛んで見れば飛び降りの恐怖は一瞬です。本当に。飛び降りたあとはと言えば、今までの人生で見たことがないほどのパノラマが眼下に広がっていました。今考えればそれもそのはず、いつもの生活と違い地面がないので視界を遮るものが360°物理的立体的にないのです。これは本当に大きな違いです。地面がない世界の景色はめちゃくちゃ綺麗です。鳥ってこういう景色が見れるんだと、マーーーージで本当に感動しました!こればかりは実際に飛んだ方でないと理解していただけない絶景だと思います。本当におすすめです。
4.所感
「もう一回飛びてぇ…!」
もう滅茶苦茶な絶景が本当に癖になります。
これ以上の説明は不要です。飛びたい方、飛んでください。
ボクが思うに短い人生の中でやるか否か迷うことがあったら、そんなことすぐにでもやった方が絶対得だと思うんです。
「お金が」「決心が」とか言って躊躇する時間の方が何倍も無駄です。すぐにバイトでもなんでもして、すぐに気持ち決めて、今すぐに飛んでください。その方が絶対楽しいです。
てな訳で、今回は超主観に基づいた僕のスカイダイビング体験記をお届けしました。最後までスクロールして読んでいただき感謝いたします。
他の記事も気になる方はホームページから過去記事をご覧になれます。
アメリカ・ニューヨークで大学生をしていた頃の記事や、東南アジアを周遊していた頃の旅行記、常日頃思ったことなんかをご覧になれます。
今後もぼちぼち更新します!ではでは。